公開日 2022年10月18日
更新日 2022年10月20日
燃やせるごみの減量について
ごみの処理には、焼却・溶融、収集や不燃ごみの埋立てなど、組合全体で毎年約20億円、組合管内の住民1人当たり年間で約11,600円の費用が掛かかっております。
管内(盛岡市都南地域、紫波町、矢巾町)のご家庭や事業所から出される燃やせるごみは、石炭を乾留(蒸し焼き)して炭素部分だけを残した燃料であるコークスを年間約2,500t使用し、燃やせるごみを処理しておりますが、近年、国際情勢の影響から原材料費・燃料費・物流費等も高騰し、コークスの令和4年4月の契約単価(1kgあたり88.1円)は令和2年4月の契約単価(1kgあたり40.5円)と比較して約2.17倍となっています。
令和5年度についても現契約単価より増加する見込みであり、財政が逼迫しております。
そこで、住民の皆様には、以下の3原則を守り、燃やせるごみの減量に努めていただくようお願いします。
Reduce(リデュース)
●物を大事に使う ●エコバッグ、マイボトルの持参 ●過剰包装を断る ●使い捨て商品は買わない
Reuse(リユース)
●リターナル容器の利用 ●修理して長く使う
Recycle(リサイクル)
●分別ルールを守る ●リサイクル製品を買う ●集団資源回収や店頭回収の活用
参考
- コークスの予算額は、令和4年度238,128千円、令和2年度157,872千円と比較すると約1.5倍。1年間の住民一人当たりの負担額としては、1,432円から2,160円と728円増加しております。
- 年間燃やせるごみの量を一人ひとりが1kg減らすだけでも全体で11,021kgのコークスを減らす事ができます。 (コークス使用に係わる予算額約100万円の減)
この記事に関するお問い合わせ
盛岡・紫波地区環境施設組合
TEL:019-697-3835
